エンディングノートに書く内容は自由ですし、形式も決まっていません。

例えば、①自分のこと、②お金のこと、③SNS等のアカウントIDやパスワード、④判断能力が低下した場合のこと、⑤お葬式・お墓のこと、⑥家族・親戚・知人の連絡先、などを中心に自由に書きます。

①自分のことーまず誰のエンディングノートなのかを明確にするため、自分のことについて書きます。氏名、生年月日、住所、本籍地などを書きます。

②お金のことー自分の財産や金銭状況について書きます。エンディングノートで整理することで、後に遺言書を作成するときに役立ちます。預貯金口座、所有しているクレジットカード(引落し先も)を書きます。遺言書を作成した後は、遺言書の保管場所も書いておくといいでしょう。

③SNS等のアカウントIDやパスワードー万が一のとき、家族がSNSの停止等の手続ができるように、IDやパスワードを書いておきましょう。

④判断能力が低下した場合のことー判断能力が低下した後のために伝えておきたいことを書きます。医療や介護についてや、財産管理をしてくれる後見人についてなどです。自分が頼れる人に財産管理をお願いしたい場合には、任意後見契約を結んで、判断能力が低下した場合の後見人を頼んでおきます。持病や飲んでいる薬、かかりつけ医や介護が必要になったときに過ごしたい場所なども書いておくといいでしょう。

⑤お葬式・お墓のことー自分の望むとおりのお葬式を行い、自分の望むお墓に入るために必要なことをまとめておきましょう。家族の負担を軽減することにもなります。お葬式の規模や遺影で使ってほしい写真、お葬式会場などを書いておくといいでしょう。

⑥家族・親戚・知人の連絡先ー万が一のときに連絡してほしいかどうか、自分で考えるためにも、エンディングノートで整理しましょう。

エンディングノートを一人で書くことは大変です。

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